命を生かしきる

生きているうちに、できることはやっておこう」と私は

思うし、そう考える方が多くなりました。

「このような納骨堂を造ってもらってありがたい」

私にぽつりと兄弟はおっしゃいました。

 

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すでに亡くなった「祖父母、父母、弟」それに今生きている

今日見えた方。

合計 6人ですか。「当寺が永久に遺骨を壺のまま弔い

ます」

他の「合祀 ごうし」にして永代供養のお寺はあります。

樹木葬のお寺もあります。

それなのに、当寺に見える方がぐんと多くなりました。

 

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「世界や宇宙は永久に存続するのか、ある時期に消えて

なくなるのか?」

今の天文学でも両方の説があります。

「霊魂と身体は同一か別のものか?」

これもむずかしいことです。

 

005

「吾未(いま)だ生を知らず。いずくんぞ死を知らんや」

論語から。

つまり、「自分には、生きていることの意味がわからない。

それなの、にどうして死後のことがわかろうか」

ブッダの道は「立派な人として生きるということ」です。

人間は、特に感情が激してカッとなることもあるでしょうが、

それはいけない、自分のこころを整え、心を静めよということ

です。

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人間は死後どこへ行き、どういう形になっているかということは、知ろうと思っても確実な根拠は何もありません。

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そこで我々が為し得ることは「その方から受けた恩を思って

追慕するということ」で、仏典でも薦められていることです。

生き残っている人が追憶の法事をするということに帰着

すると思います。

8月24日は「地蔵盆」です。

寄進者を張りだしました。

建てようと発願した仏教婦人会長さんの願いは、永久(とわ)に

形として残ることになりました。

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本堂にお参りした方は、「地蔵菩薩」にも必ず手を合わせ、

私が知らない女性の方たちのお参りも多いです。

長男が参道の桜の落葉を掃いていました。

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寒蘭に花芽が見え出し、殺虫剤を散布しないで、

ダコニール(殺菌剤)とオルトラン錠剤をふりました。

「払い腰 無名」ふた芽伸びていました。

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